マンダラチャートについて

月に1度開催される「スクラム会・研修会」では、「マンダラチャート」をつかった、分析と実践手法を体験して頂いています。
そして、その結果をグループごとに分かれた「グループセッション」で他の反応や意見を聞いて判断できる様になっています。

自分の発言や提案に対して、「第三者」の意見を直接聞く事ができるしくみです。グループには、年齢や性別、職業の異なる方がいらっしゃるので、其々の立場での意見を聞く事ができます。

「マンダラチャート」とは、仏教の教えから始まり、1979年に「松村 寧雄氏」が開発したオリジナル商品で「マンダラ手帳」「発想整理手法」「問題解決手法」「経営計画手法」「経営戦略手法」「人生計画手法」として、人生とビジネスを豊かにするために、全国へ普及した考え方です。

私は、個人的な意見では、本当に色々な場面で使えるチャートだと思いますが、その3×3=9マスの中で8分野を決めることで、色々と利用ができる。そして自分なりに実践と経験、そして評価、改善することで自分の為の8分野ができあがると考えています。

そして、その8分野をバランスよく実践すること。ばらつきをなくし安定した行動をとれる事が大事になります。

マンダラチャートの基本となる「マンダラチャートA」
テーマを中心に下記、そのテーマを実現するために、周りの8分野を決めて、内容を書き込むものです。8分野は、考えが偏ることなくバランスを考えて分野を設定します。経験するごとに8分野が明確となり、最適化が図れていきます。

マンダラAの8分野をさらに拡張して、其々をマンダラの中心にテーマと設定し、更にそのテーマの実現を行うための8分野を設定する。そしてそれぞれの8分野での行動を明記して行く。
これにより、階層的に自分の実現できるテーマへの行動が明確になって行きます。

テーマの設定で、色々な戦略や分析に使えるチャートです。面白いのは、何回もやって行くと自分に必要なバランスが明確になり、8分野の設定もブラッシュアップされ、自分にあった行動指針が明確となります。P→D→C→Aのサイクルがどんどんテーマ実現に向けて明確になります。

因みに、今大リーグで大活躍している大谷選手が、高校1年生の時に作ったマンダラチャートが有名となりました。

大谷選手の意識の高さを感じますが、やはり今の彼を作っている理由がここにありますね。
特に「運」については、感服します。
ハウステンボスの澤田社長が、あるインタビューで、ビジネスに必要な事に「運」を挙げられていましたが、その「運」を掴むため、引き寄せるためにもその行動が必要なんですね。

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