経営者の繋がりは「資産」である

ビジネスは、「点」ではなく、その連続から生まれる「線」となり、時間と実績から積み上げられた「面」として成り立つものです。

「繋がり」をつくることは一過性のことではなく継続してお互いに理解し相互の意見を積み重ねることで財産となります。それが経営者にとっての「資産」となると言えます。

新しい出会いの場として「交流会」に参加すると、そこが「名刺交換」の場となることもあります。するとそこは「売り手」の集まりとなります。
「何か売られるのではないか」「自分も自社のアピールをしなければ」という「奪い合い」の空気になってしまいます。
これでは、人の繋がりをつくることはできません。
 

人との出会いは「知る場」として考える

経営者にとって本当に価値があるのは、目の前の商品やサービスではなく、背後にある「人」の哲学や経験です。まずは「仕事の話をあえて後回しにする」勇気を持つことが大切です。

1. 相手の「なぜ(Why)」に耳を傾ける

 相手が何をしているか(What)は、名刺やホームページを見ればわかります。しかし「なぜ、その事業を始めたのか」「どんな苦労を乗り越えてきたのか」というストーリーは対話でないと得られません。
 相手の価値に触れたときに、初めて「この人と付き合いたい」「一緒に何かをやってみたい」という感情的な信頼が芽生えます。
 

2. 「Give」の定義をアップデートする

最大のGiveは「相手に興味を持ち、相手の話を深く聴くこと」です。自分の話を真剣に聴いてくれる人に対して、人は自然と信頼を寄せます。信頼さえ構築できれば、ビジネスの相談は後から自然とついてくるものです。

3. 運任せにしない「共通点」の深堀り

タイミングよく同じ業種や関連する業種の人との出会いがあるかは運なのかもしれません。しかし、経営という孤独な立場において「悩み」「志」にはどこか共通点があります。業種という意識を外して「一人の人間、一人の経営者」として向き合うことで「メタな繋がり」が生まれます。そこから思わぬイノベーションや紹介が生まれます。
 

信頼のピラミッド:紹介が生まれるメカニズム

1.認知:存在を知っている
2.好意:人として好き、あるいは共感できる
3.信頼:誠実で約束を守る人だと確信している
4.確信:この人なら自分の大切な知人に紹介しても恥ずかしくない

この1~4のステップがストーリーとして生まれれば信頼構築ができます。

しかし、多くの人はステップ1からいきないステップ4へ進もうとして、相手に警戒心を抱かせてしまいます。結果として最短のビジネスパスは、それぞれのステップを積み上げていくことが大事です。
 

経営者の繋がりは「資産」である

ビジネスは「点」ではなく「線」であり「面」です。
一過性の取引相手をさがすのではなく、10年後も切磋琢磨し合える「戦友」を探す。そのような気持ちで相手と交流することが大事だと言えます。
 
「何を売るか」ではなく「どう在るか」
あなたの人間味に惹かれて集まった仲間こそが、逆境の時にあなたを支え共に未来を切り拓く「最強の資産」になります。
 

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